ストレッチを医学に。オンラインレッスン「大人のための身体教育・神経系ストレッチ」の可能性

現在は銀座にて、ストレッチ専門スタジオの店舗を運営しています。

また、「兼子ただしストレッチ大学」という、治療家やセラピストを養成するスクールも運営しています。

そこでは慢性疼痛（原因不明の痛みが慢性的に続く状態）に高い効果を発揮する“神経系ストレッチ”を深く学べたり、ストレッチトレーナーとしての技術を身につけて、民間資格を取得できたりします。このように、さまざまな知識を提供しています。

最近ではYouTubeにも力を入れていて、チャンネル登録者数は22.6万人（2024年4月現在）。“神経系ストレッチ”を用いて多くの人の身体の悩みを解消しています。

身体に関する「科学的な知識」を学べるレッスンとなっています。

本レッスンでお伝えしている知識があれば、肩や腰の痛みなどの慢性的な痛みの軽減、もしくは解消が期待できます。

本来ならば義務教育にも加えたいくらいの、生きていく上で必須の知識をお伝えしています。大人になった今からでも、身につけておく価値のある内容です！

勉強熱心なビジネスマン、スポーツ好きの方、ご家族に体調不良がいる方など、さまざまな方にレッスンを受けていただいています。

通常のレッスンでは、私兼子がほぼ一方的に話しているので、生徒さんの生の声を聞く機会がほしいと思い、企画しました。

はい！ 今回は私が実施している月額オンラインレッスン「大人のための身体教育・神経系ストレッチ」にご参加いただいている、カタギリさんとモロハシさんのお二人にインタビューしていきます。

まずはカタギリさん、本レッスンにご参加いただいたきっかけについてお聞かせください。

実際にレッスンを受けてみていかがでしょうか？

おおー！ お役に立っているようでよかったです！

それではモロハシさんにもお話を伺ってみましょうか。

アメリカから参加されているんですか!? すごいですね。

本レッスンではアーカイブ視聴も可能ですが…毎週リアルタイムでご参加されているんですか？

というと、レッスンは日本時間で19時からスタートしているので、アメリカでは…？

ええ〜！ ちなみに毎週レッスンを受けてみてどうですか？

なるほど。お二人が今までのレッスンのなかで、一番印象に残っていることは何ですか？

いい先生に巡り会えてよかったですね〜！（笑）

モロハシさんはどうですか？

みなさん呼吸法が特に印象に残っているんですね！ ありがとうございます。

たしかに、正しい呼吸法などをはじめとした「身体の管理」のやり方や、「自己管理」の方法を知るのって、生きていく上で本当に大事なんですよね。

また、生きていく上で大切な基礎といえば、ほかには「読み書き」「計算」が挙げられます。「読み書き」「計算」の重要性については、皆さんすでにご存じだと思いますし、実際に学校でも習いますよね。

僕としては、それに加えて「自己管理」の重要性も説いていきたい。

自己管理とひと口に言っても、たとえば「風邪を引いたときはこうするといい」という類の知識は割と知られていると思います。

でも、「首や腰が痛い」「身体が慢性的に痛い」「坐骨神経痛でお尻が痛い」などの、運動器疾患に関する自己管理法はあまり知られていないですし、実際に学校でも教えてくれるわけではないですよね。でも、健康的に生きていく上で絶対に学ぶべきことなんですよ。

そこで、「大人のための身体教育・神経系ストレッチ」では、大人の必須科目である「自己管理法」を知ってもらうべく、身体の機能を整えるたくさんのメソッドを教えています。

「身体について一度知っておきたい！」という方は、MOSHで毎週月曜日、オンラインレッスンを実施しているので、ぜひご参加いただければと思います！

今後の展望はただひとつ。「ストレッチを医学にする」ことだけです。

個人的に、今の日本の医学は「慢性疼痛」に十分に対応できていないと思っていて。

この現状を打破すべく、医療国家資格を持った人材を育成し、神経系ストレッチの治療院を全国各地に出店できればと考えています。また、整形外科との連携も試みていく予定です。

そして、「大人のための身体教育・神経系ストレッチ」でお伝えしている「身体教育」の知識をみなさんに幅広く知ってもらい、最終的には「慢性疼痛」に苦しむ人を減らしていきます！ それが“兼子ただしの使命”だと考えています。