定性目標の立て方に悩むあなたへ。サイバー人事統括が提唱する、評価につながる“セリフメソッド”

定性目標の立て方に悩むあなたへ。サイバー人事統括が提唱する、評価につながる“セリフメソッド”

YouTube「人事部長ソヤマンCH」より
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ビジネスパーソンの成長に欠かせない「目標設定」。

上司や社長からは「達成/未達成がわかりやすく判断できる目標を決めましょう」と口うるさく言われるものの…

実際には「そんなうまい目標なんか立てられないよ!」と嘆いている方がほとんどなのではないでしょうか。

しかも、「営業で1000万の受注を目指す」のような“定量目標”はまだしも、数値化しづらい“定性目標”はことさらに難易度が高いもの。

“ソヤマン”ことサイバーエージェント常務執行役員CHO・曽山哲人さんも、社員から「定性的な目標の立て方が分からない」と相談を受けるそうで…

そんな曽山さんが、悩める社員にいつも説いているという“定性目標の立て方”を、曽山さんのYouTubeチャンネル「人事部長ソヤマン」から抜粋してご紹介します。

以下の悩みを抱える方は必見!

  • 1.人事やアシスタントなど、成果が数値化しづらい社員の目標設定に悩んでいる方

  • 2.上司やアシスタントなど、成果が数値化しづらい社員の目標設計に悩んでいる方

  • 3.そもそも“良い目標の立て方”が分からない方

▼動画はこちらからチェック!

褒めゼリフをそのまま定性目標に

曽山さん

定性目標って難しいですよね。


私も最初は、人事などの「成果が数値化しづらいスタッフ」の目標設定では苦労しました…が、ある方法を使ってから、目標設定が非常にやりやすくなりました。


その方法とは「セリフメソッド」。


聞きなれない言葉だと思いますが…セリフメソッドとはおしゃべりの台詞をそのまま目標に設定する方法のこと。

曽山さん

「おしゃべりってどういうこと…?」と混乱する方もいるかもしれませんが、難しく考えなくて大丈夫!


理想的な“褒めゼリフ”を想像して、そのまま目標にするだけでいいんです。


具体的に言うと、「上司や社員からこういう褒めゼリフをもらいたい!」という理想を決めて、その言葉がもらえれば目標達成。


ちなみに、想定する上司は直属の2つ上の上司がおすすめ。


直属の2つ上の上司の“褒めゼリフ”は、部署全体の評価につながる可能性が高いためです。

曽山さん

「セリフメソッド」のいい点は、定性目標なのに“定量化”できるところ


狙っていた褒めゼリフが出たら「1」、出なければ「0」。わかりやすいでしょ?


さらに、上司の褒めゼリフを目標にして“達成したかどうか”を追いかけることで、自然と「上司が欲しい成果」が出せるところもポイント。


上司の狙いを捉えることで、「良いアウトプット」という評価につながります。

曽山さん

じつは「セリフメソッド」は、定性目標以外にも役立ちます。


たとえば新規事業コンテストをやる場合は、「100件応募を集めよう」などと分かりやすい定量目標を設定しやすいですよね。


けれど、100件応募が来たとして、それらが「いまいち」だったらどうでしょう? 満足のいく結果…とはいえませんよね?


そういうときに効いてくるのが、セリフメソッドの併用です。

曽山さん

たんに100件集めるだけじゃなく、審査員から「この中から1個事業化しよう」という言葉をもらう、という目標もセットにする。


こうすれば、量も質も担保した目標設定ができて、本質的な成功につなげやすくなります。


ぜひ、目標設定に「セリフメソッド」を使ってみてくださいね!

動画では、「セリフメソッド」を活かして仕事を成功させる方法や、褒めゼリフを目標にすることで生まれる“好循環”についてより詳しく紹介しています。

目標設定にニガテ意識があるあなたは、ぜひ動画もご覧ください!

デキるヤツを探求する。ビジネスパーソンの味方「人事部長ソヤマン」チャンネル

人事部長ソヤマン」チャンネルでは、サイバーエージェントで15年以上人事本部長として活躍してきた曽山さんが、「リーダーに必要なマネジメントスキル」や「デキる人の習慣」などの“秘伝のワザ”を熱弁。

社会人はもちろん、部活やゼミなどでリーダーを務める学生のみなさんにも観ていただきたい内容です。

今すぐ実践できる内容ばかりなので、気になった方はぜひチャンネル登録をして、ほかの動画もご覧ください!

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