「まち全体をテーマパークに」探訪エンタメ・ロゲイニングで地域経済を活性化させる“アイデアのつくり方”

「まち全体をテーマパークに」探訪エンタメ・ロゲイニングで地域経済を活性化させる“アイデアのつくり方”

12月に「全国高校生ロゲイニング甲子園」のプレ大会を開催!
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地図を見ながら時間内にチェックポイントを回り、得点を集めるアクティビティ「ロゲイニング」。

それぞれの地域カラーに合った「ロゲイニング」のイベントを企画して、“体験型観光”で地方創生に貢献する企業が、株式会社TR2です。

HPで過去イベントを見てみたところ…「謎解き×ロゲイニング」「グルメ×ロゲイニング」など、ただ観光としてまち歩きするよりもそそられる企画が盛りだくさん。

まち全体を巻き込む“企画アイデア”の数々。一体どんなふうに考えているの…?

同社の代表取締役・中崎洋一さんに聞いてみたところ、観光にとどまらない活用アイデアがどんどん飛び出してきました!

〈聞き手=山田三奈(企業トピ編集部)〉

地域にファンをつくる「ロゲイニング」。企画アイデアはどこから…?

中崎さん

「ロゲイニング」は、地図に指定されたスポットを制限時間内にできるだけ多くめぐって、その獲得点数を競う、1チーム2〜5名で参加するチームスポーツです。


もともとはマラソンやオリエンテーリングと同様の競技スポーツでしたが、近年ではだんだんスタイルが進化してきていて…


地域特有の体験やグルメ、謎解きによる学び要素などをカスタマイズできる「新たな地域探訪エンターテイメント」として注目されています。

山田

御社では「ロゲイニング」のイベントをたくさん企画されているんですよね?

中崎さん

はい! たとえば今年の8月には、下関の街の歴史を紐解く「謎解きロゲイニングin下関」を開催しました。


まちの歴史や文化に関するチェックポイントをめぐりながら謎解きも楽しむというものです。

チェックポイントに着いた証拠として、みんなでパシャリ

中崎さん

さらに同日には、球場で野球観戦と下関グルメを両方楽しめる「フェニックスグルメフェスタ」も開催。


実業家で有名な堀江貴文さんや市長などをゲストに迎えたトークショーもあり、大盛況でした。

子どもから大人までみんなで楽しめるイベント。これははしゃいじゃいそうです…

中崎さん

このように、歴史・地形・文化・お店をつなぎ、エリア全体をテーマパークのようにする。


それによって「また来たい」と思う“地域の新しいファン”をつくり、地域経済の活性化に貢献する。


これが私たちのミッションです。

山田

地域全体を巻き込んでイベントをつくるのって難しそうですけど…


どうやって企画アイデアを考えているんですか?

中崎さん

「地域経済の活性化」とともに、「社会貢献」を大事に考えて企画しています。


今年に入っておこなった新たな挑戦のひとつが、全国初の“視覚障がい者のためのロゲイニング”でした。


障がい者と健常者の方々がともに山歩きやハイキングを楽しむ「富山三つ星山の会」が主催となって開催した「パラロゲイニング」です。

「パラロゲイニング」は「富山三つ星山の会」事務局長が考えた造語なのだそう

中崎さん

視覚障がい者にとって、地図を見ながらチェックポイントを探してまわるという一般的な「ロゲイニング」の楽しみ方はどうしても難しい。


そこで私たちは“視覚以外で楽しめる要素”を取り入れようと、「音」にこだわることにしました。

山田

音?

中崎さん

サポートメンバーがチェックポイントに置かれたQRコードを読み込むと、3つの音が流れてきます。


「まちを流れる川のせせらぎ」「神社の手水舎の水の音」「JRの特急列車の走行音」を耳で見つけたら、スマホの動画機能で撮影するというルールです。

山田

なるほど…社会貢献を起点に考えたら、みんなが楽しめる新しいルールが生まれたんですね。

中崎さん

「社会貢献」と、サポートメンバーも含めて「誰もが楽しめる内容」とのバランスが腕の見せ所です。


近い発想で言うと…防災シミュレーションにご活用いただける「防災ロゲイニング」の案もあります


アイデア次第で活用法が広がるのも「ロゲイニング」の魅力ですね。

「防災訓練」じゃなくて「防災ロゲイニング」のほうがやる気が湧いてくるから不思議

12月に「全国高校生ロゲイニング甲子園」のプレ大会を開催!

中崎さん

今年の12月には、さらに新たな企画がありまして…


2023年12月16日(土)に、「全国高校生ロゲイニング甲子園」のプレ大会を開催します!!

山田

ほう…高校生向けの「ロゲイニング」ですか?

中崎さん

はい!高校生3〜5人1チームで、対象エリア内のさまざまなミッションをクリアしながら制限時間内の獲得点数を競うというもの。


いわば、未来を強く生き抜くための“総合力No.1”を競う大会です。

山田

今度はなぜ高校生に特化した企画をつくろうと思ったんでしょう?

中崎さん

みずみずしい感性を持つ高校生に、地域の歴史や自然を学びながら探究心を高めてほしいと思ったからです。


さらに「ロゲイニング」は近年、well-being(ウェルビーイング)*」の向上が期待できるアクティビティとしても注目されているんですよ。

*well-being…身体的・精神的・社会的に良好な状態。ビジネスシーンにおいても注目を集めている概念

中崎さん

「ロゲイニング」には、知力・体力・チームワークが欠かせません。


これらを育てることで“生きる力”が身につき、よりwell-beingな状態に近づいたり、高めたりできるのでは?と考えられているんです。

山田

なるほど…!

中崎さん

富山県は「幸せ人口1000万~ウェルビーイング先進地域、富山」を掲げ、well-beingを推進しています。


なかでも「ロゲイニング」によるwell-being向上効果に着目し、well-being向上実証プロジェクトをスタート。その実証の舞台として、この大会を開催することになりました。


また、私たちは2024年からの「全国高校生ロゲイニング甲子園」の本格開催を目指しており、その“プレ大会”としても開催します。

「全国高校生ロゲイニング甲子園プレ大会」の概要

  • ✔️ 開催日:2023年12月16日(土曜日)※雨天決行


  • ✔️ 開催場所:富山県・富山市(エリアは申込者に別途お伝えします)


  • ✔️ 参加対象:1チーム 3〜5名 ※主に高校生を対象


  • ✔️ 定数:20チーム


  • ✔️ 参加費:無料


  • ✔️ 申込締切:2023年12月1日(金)23:59


  • ✔️ 主催:富山県、全国高校生ロゲイニング甲子園実行委員会

ユニークな企画が生まれる「ロゲイニング」…今後の展望は?

山田

ロゲイニングって、アイデア次第で面白い企画をどんどん展開していけそうですが…


今後はどんな仕掛けを考えているんですか?

中崎さん

地域密着の体験型リアルコンテンツをつくるのが得意ではありますが…


アプリなどによって「健康」「消費」などのさまざまなデータを取得したり、「楽しさの向上」を試みたりといったデジタル活用も目指しています。


たとえば、自治体が必要とするデータを取得・分析したり、新入社員研修や社内交流イベントにオンラインで楽しめる要素を入れたり。

山田

へえ〜おもしろそうですね…!

中崎さん

ロゲイニングによるゲーミフィケーションの要素をさらに高めれば、これまで以上に熱狂できるイベントがつくれると考えています。


AIの時代に突入してデジタルでのコミュニケーションが進展していくと、仕事においても人とのつながりがますます希薄になっていくと思いますが…


そんななかでも、“人間同士のコミュニケーション”を創出・強化できるのがTR2の「ロゲイニング」の強みです。


“地域愛”だけでなく、“人とのつながり”を育む貴重な存在として、今後ますます価値が高まっていくと予想しています。

観光で地域を活性化、走りまわって健康増進、“知力”や“思いやり”を寄せ合ってチーム交流…

あらゆる要素をあわせもち、アイデア次第で使い方が無限に広がりそうなTR2の「ロゲイニング」。

11月は富山県滑川市、長野県信州山形村、北九州市小倉12月は名古屋市西区でも開催されます。

ビジネスパーソンはもちろん、子どもから大人まで誰もが楽しめるイベントが目白押しなので…

まずはお近くのイベントに参加して、自分のビジネスに活かせる“アイデアのタネ”を考えてみてはいかがでしょうか?

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