「安定を捨てていいのか…」に理解者目線でアドバイス。元・公務員がキャリア相談サービスを始めたワケ

「安定を捨てていいのか…」に理解者目線でアドバイス。元・公務員がキャリア相談サービスを始めたワケ

公務員ならではの“リアルな転職悩み”が続々
企業ロゴ画像
Sponsored by合同会社QUEST

安定した職業の代表格として語られることが多い「公務員」。

試験があるのは大変だけれど、一度就いたら将来安泰でいいなぁ…と、ぼんやり羨ましさを感じている方も多いのではないでしょうか。

しかし、世間のイメージとは裏腹に、公務員のみなさんが深刻に悩んでいる問題があるそう。

それは「転職」。特に民間企業への転職を目指すとなると、公務員にしかわからないさまざまな難題が降りかかってくるそうで…!?

地方自治体に10年間勤務し、自身の転職活動を機に「公務員のキャリア」に大きな課題を感じて起業に至ったという合同会社QUEST COOの「のっくん」さんに、公務員の転職の“リアルな舞台裏”を教えていただきました。

〈聞き手=石川みく(新R25編集部)〉

公務員の転職にこそ「理解者」が必要

のっくんさん

合同会社QUESTでは、おもに​​20代後半から30代前半の公務員向けのキャリア相談サービスを提供しています。


特に公務員から民間企業への転職チャレンジを考えている方向けに、現職/転職で判断に迷う要素を整理し、キャリアに関わる不安を軽減することを目的にしています。

石川

勝手なイメージですが…公務員って、わざわざキャリア相談しなくても転職先には困らないのでは?

のっくんさん

意外とそうでもないんですよ。


実は私自身、公務員から民間企業への転職を志した際に、転職エージェントに登録を断られた経験があって。

地方自治体に10年勤めたというのっくんさん。キャリアとしては申し分ないような気がしますが…

のっくんさん

民間企業から見ると、公務員は完全なる“未経験人材”。第二新卒でもない限り、転職市場からのニーズは低いんです。


それに、必要な転職対策も民間企業出身の方とは少し異なっていて…私が特に苦労したのは、職務経歴書の作成です。

石川

そうなんですか? ご経験も豊富そうですし、今までの経歴をまとめればいいんじゃ…

のっくんさん

それが…自治体には、経験者にしか伝わらない独特な仕事がたくさんあるんです。


たとえば、かなり労力がかかる仕事の一つに「議会対応」があります。


その中で発生する「答弁書の作成」などは、行政の方向性を理解したうえで自治体の意思をわかりやすくまとめないといけないので、すごくハードなんです。

石川

たしかに、聞いただけではいまいちイメージがしづらいかもしれません。

のっくんさん

民間にはない仕事なので、理解してもらうのは難しく、その仕事でどういったスキルが身についているのかを表現するのも困難です。


さらに、公務員の仕事は数値での証明が難しいという課題もあって。


たとえば民間企業の営業であれば、社内で売上1位になったとか、営業成績を〇〇%UPさせたとか、定量的に説明ができますよね。


でも公務員の仕事は、実績評価も定性的になりやすく、成果を明確に表せないことが多いんです。

のっくんさん

さらに、公務員を辞めた理由についてまとめる際も苦慮しました。


安定してて、仕事もキツいわけじゃないはずなのになんで辞めるの?」と思われてしまうことが多くて。


自分の中では理由ははっきりしているんですが、上手く言語化できていなかったり、言いづらい内容もあったりして、実際の面接で伝えるのが意外と難しかったんですよね。

石川

なるほど…民間企業出身には伝わりづらい、公務員だからこその悩みがたくさんあるんですね。

のっくんさん

これらの体験を経て実感したのは…公務員から民間企業へ転職するためには、公務員への理解が深い支援者が必要だということ。


私の場合は、後に合同会社QUESTを共同創業することになる、キャリアコンサルタントの資格を持つ友人に何度も相談。


他のキャリアコンサルタントの方にも、職務経歴書の添削や面接練習などに付き合っていただき、最終的にはなんとか民間企業への転職することができました。


現在は、自治体向けコンサルティング事業会社に勤めながら、先ほどの友人を含む高校の同級生たちと合同会社QUESTを立ち上げ、経営にも携わっています。

高校の同級生4人で『共同創業』。アイデアもスキルも不足しがちなメンバー間での起業とは?

note.com

創業にまつわるストーリーは、こちらの記事で赤裸々に語られています

続けるべきか、辞めるべきか? “結論の出し方”をアドバイス

のっくんさん

合同会社QUESTでは、私自身が転職で苦労した経験を活かして、キャリアに不安を持つ公務員のみなさんに対しビデオチャットで相談を伺います

石川

たとえばどんな相談が多いんですか?

のっくんさん

やはり一番多いのは「公務員を続けるか?民間転職をすべきか?」というお悩みです。


仕事にやりがいが感じられない、人間関係が大変、適切な評価をされたいなど、公務員として働きつづけることに疑問を抱いたとしても…


せっかく試験に合格して、安定した地位を手に入れて、家族も喜んでくれていたのに、このポジションを捨てていいのか?」と悩んでしまうんですよね。

石川

リアルですね…

のっくんさん

私自身、その気持ちは痛いほどわかるので…


どのような結論に至るにしても、その検討が財産になるようにサポートさせていただいています。


いわば、決断までの“結論の出し方”をアドバイスしているという感じですね。

このような“よくある転職理由”を軸に、環境を変える必要があるのか、現職で不満を解消できるのかを判断するためのアドバイスをもらえるそう

石川

その結論が「やっぱり転職はやめよう」となってもいいんでしょうか?

のっくんさん

もちろんです。我々は転職エージェントのように、転職が成功すると報酬が発生するビジネスモデルではないので、無理に転職をおすすめをすることはありません


1人ひとりの状況を伺い、みなさんが主体的に決断できるようにアドバイスをさせていただきます。


さらに私たちは、ご相談者の個人情報はいただいていません。お名前や現在のお勤め先などは伏せたまま相談可能ですので、「現職にバレたくない」という方もご安心ください。

のっくんさん

そして…私自身が経験したように、転職するか決断する前と後では抱える課題は大きく異なります


「思い切って転職しよう!」と決めた方に対しては、これまで培ったスキルの可視化や面接対策などもサポートさせていただき、転職成功まで伴走します

のっくんさん

料金は3,000円/60分。お申し込みはビジネスマーケット「ココナラ」にてお受けしています。


転職は職場仲間にも相談しにくいですし、孤独な戦いになりがちです。


公務員から民間への転職を成功させたい方は、ぜひ私たちを転職活動の“最初のパートナー”として頼っていただけたらうれしいです!

一般的な転職では、プロのサポートを受けながら転職活動を進めるのが当たり前になりつつありますが…

実は公務員の転職にこそ“理解者”が必要だと判明

キャリアの悩みを誰にも相談できず、一人悩んでいた公務員の方はぜひ、同じ痛みを知る“同志”に本音を打ち明けてみてはいかがでしょう?

この記事をシェア
あなたの企業トピックスを新R25で発信しませんか?