どんな料理も“得意料理”になる。金物のまち・燕三条の職人がつくる「ステンレスフライパン」

どんな料理も“得意料理”になる。金物のまち・燕三条の職人がつくる「ステンレスフライパン」

重さわずか855g…後片付けもラクラク

料理って、調理器具によってやる気になったり、ならなかったりしますよね。

キッチンウェアブランド「kübell(クーベル)」では、手軽にプロレベルのおいしい料理をつくれる“一生モノ”のステンレスフライパンを開発したのだとか。

一体どんなフライパンなの? 株式会社CAMPWILLの代表取締役・宮﨑俊太さんにお聞きしました。

〈聞き手=山田三奈(新R25編集部)〉

ものづくりのまち・燕三条の職人がつくるフライパン

宮﨑さん

キッチンウェアブランド「kübell(クーベル)」では、機能性とデザイン性を兼ね備えたプロレベルのステンレスフライパンを、開発・販売しています。

宮﨑さん

「金物のまち」として世界的に有名な新潟県・燕三条(つばめさんじょう)で、職人の手によって一つひとつ製造。


ステンレス製のフライパンは、普段の料理がより一層おいしくなるだけでなく、安全面にも配慮されています。

山田

安全面というと?

宮﨑さん

じつは「フッ素樹脂加工」のフライパンは、調理過程で表面のコーティングが剥がれてフッ素樹脂塗膜が分解されると、目に見えないガスが発生することがあるんです。

山田

そうなんですか…

宮﨑さん

コーティングが人体に取り込まれたとしても体内に吸収されずに排出されるので、「危険性はない」とも言われていますが…


とくに小さなお子さんやペットがいる家庭では「健康面に不安がある」という声も増えてきています。


その点ステンレス製のフライパンは、コーティングが剥がれる心配がなく素材自体が安全です。

宮﨑さん

しかも、扱いも簡単


「フライパン一つでできる!」みたいなレシピもあるように、フライパンは“手軽な調理の代名詞”となっていますけど、実際は「扱いづらい」と感じている人も多いと思うんですよね。


フッ素樹脂加工のものはだんだんフッ素コーティングが剥げてきちゃうし、鉄製のものはきちんとお手入れしないと錆びてしまう。

山田

わかります。うちは鉄製ですけど、毎回油ならしが必要なんですよね。

宮﨑さん

ステンレスのフライパンのお手入れは、調理したあとに中性洗剤をつけたスポンジで洗って水気をしっかりと拭き取るだけ。


硬い性質なので、万一焦げ付かせてしまってもタワシでゴシゴシこすってOK。きれいに落とせます。

山田

ラクそう

宮﨑さん

高温や急激な温度変化にも耐えられる丈夫さがあって錆びにくいから、フッ素樹脂加工のもののように頻繁に買い替えなくてもいいし、鉄製のフライパンのように手間をかけなくてもいい。


一生モノのフライパン」として長く使えるんです。

「焼き」の概念が変わる機能

山田

気になる調理の味はどうなんでしょう?

宮﨑さん

いつもの料理がワンランクアップします!


ステンレスは食材を入れたあとも温度が下がりにくいという特徴を持っているので、じっくりと火を通しつづける煮込み料理に最適。


ダラダラと加熱する必要がないので、野菜をシャキッと炒めたり、ステーキやハンバーグの肉汁を中に閉じ込めたまま焼き色をつけたりもできます。


「焼き」の概念が変わると思いますよ

宮﨑さん

ただ、従来のステンレス製フライパンには2つの欠点があって。

山田

欠点?

宮﨑さん

重いこと」と「予熱に時間がかかること」です。


そこで「kübell」のステンレスフライパンでは、軽さに優れていてかつ熱伝導率の高い「アルミニウム」を挟むことで、この問題を同時に解決しました

宮﨑さん

24cmのフライパンで、重さはわずか855g。これは、小指にひっかけて持てる重さです。

山田

えぇ、すごい。

宮﨑さん

しかも、アルミの「熱伝導率の高さ」とステンレスの「保温性」が合わさることで、料理にじっくり火を通しながらおいしい仕上がりを実現。


ニッケルの含有量の異なる2種類のステンレスを使うことで、IHクッキングヒーターにも対応しています。


外面にはセラミック塗装を施し、毎日使っても長持ちする機能性を持たせました。

山田

丈夫なんですね。

宮﨑さん

ちなみに、耐熱温度は700度なので、焚き火調理にも対応できます。


軽くて持ち運びやすいですし、お庭や河川敷でのBBQ、デイキャンプなど、あらゆるシチュエーションで活躍するはずです。

キッチンにやさしくなじむナチュラルなデザイン

宮﨑さん

さらに、誰でも手に取りやすいナチュラルなデザインにもこだわりました。

宮﨑さん

ステンレスのフライパンといえば、「シルバー」のイメージがありませんか?

山田

たしかに。料理人が“ハンドルまでシルバーのフライパン”を振ってるイメージがあります。

宮﨑さん

もちろんプロの料理人が使うカッコよさがあるんだけど、全面ギラギラしているのは家のキッチンでちょっと浮くかもな…と思って。


ステンレスフライパンとしては珍しい「ブラック」と「レッド」のカラーをチョイス。ハンドルは、ナチュラルかつ耐水・耐熱加工にも優れた「木柄」にしました。


食卓にそのまま出してもあたたかみのある雰囲気を演出してくれます。

山田

サイズ展開はどんな感じですか?

宮﨑さん

24cmと27cmの2種類ですね。


27cmのほうは深さがあるので、焼く以外にも「煮る」 「茹でる」などファミリー向けの調理にもおすすめです。


24cmのほうは、リクエストの多かった中身が見える「ガラス蓋」もセットでお使いいただけます。


蓋の取っ手には、菜箸やヘラを置ける切り込みを入れているんですよ。

芸が細かい

山田

これだけ機能やデザイン性にすぐれていたら、結構お高いんじゃ…?

宮﨑さん

一般的なフライパンと比較すると、たしかに値は張ると思います。


オンラインのみの販売で、24cmサイズが1万7,300円、27cmサイズが1万9,000円です。


原料のよさや、職人さんへの加工費を考慮するとどうしても…という部分は正直ありますが、使ってもらえれば絶対に良さをわかってもらえると確信しているので、30日間の全額返金保証制度を設けています。

宮﨑さん

製品についての使い方や質問があれば、LINEでいつでもご相談ください


長く使うフライパンだからこそ何でもご相談いただいて、納得したお買い物をしてほしいですね。

宮﨑さん

「kübell」は、「家族との時間が増えるキッチンウェアをつくりたい」という想いからスタートしたブランドです。

宮﨑さん

気負わずに何度も手に取りたくなるような、キッチンに自然となじむ「デザイン」と、どんな料理も得意料理になるような「機能性」で、食卓を明るくします。


何気ない日常の食事も、休日にアウトドアでいただく特別な食事も、かけがえのない思い出に変えてくれるはずです!

フライパンを変えるだけで、いつもの料理が得意料理に変わる「kübell」。

軽くて、おしゃれで、手入れがラクで、しかもおいしい。“一生モノ”と考えたらコスパも良さそうだし、ふつうに欲しくなりました…。

今使っているフライパンにストレスがあって買い替えを検討中の人はもちろん、おいしい料理を手軽につくりたい人はぜひ!

この記事をシェア
あなたの企業トピックスを新R25で発信しませんか?