「競技を辞めるんじゃない、戦場が変わるだけ」元アスリートが“競技者のための就職支援”を立ち上げたワケ

「競技を辞めるんじゃない、戦場が変わるだけ」元アスリートが“競技者のための就職支援”を立ち上げたワケ

二人三脚で“ビジネス界のアスリート”へ

体育会の学生や、現役アスリート・社会人アスリートのみなさん。将来のこと、どう考えていますか?

早い人は大学一年生から就活対策に励むなか、自分は競技一筋の生活。「競技しかしてこなかった自分が、社会に出るなんて…」と、自信を失ってしまったこともあるかもしれません。

そんな方は是非、アスリート・体育会に特化した人材紹介・就職支援サービス「アスリートエージェント」にご注目を。

同サービスを運営する株式会社アーシャルデザインの代表・小園翔太さんに、創業のきっかけとスポーツ経験者に伝えたい思いを聞きました。

〈聞き手=石川みく(新R25編集部)〉

スポーツ人材こそ、世の中に必要な“ビジネス人材”

小園さん

「アスリートエージェント」は2014年に生まれた、体育会・アスリート特化型の就職支援サービスです。

石川

就職支援サービスはよく耳にしますが、体育会・アスリート特化というのは…?

小園さん

支援の対象を、「新卒体育会学生」「元体育会の転職希望者」「現役社会人アスリート」「引退したプロアスリート」などに絞っているんです。


というのも…彼ら“スポーツ人材”には、特有の悩みがあるんですよ。

石川

特有の悩み?

小園さん

そもそも競技をやっていると、部活や練習で忙しく、就職や転職活動になかなか時間が取れません。


そのため、普通の学生や社会人以上に情報の収集・選択の仕方に不安があったり、誰に相談したらいいかわからずにモヤモヤしてしまったりすることが多いんです。


そして…彼らは口を揃えてこう言います。「今まで競技しかしてこなかった自分に、ビジネスパーソンとしての魅力なんてない」と。


私はこれが、本当にもったいないことだと思っていて。

小園さん

人生で一番多くの時間を捧げた競技生活の価値が、スポーツだけにとどまるわけがないんです。


技術を高める過程や、勝利に近づくために重ねた努力、培われた人格…


そのすべてが財産であり、その人だけの“個性”です。


「自信がない」のは、自分の可能性に気づけていない、自分の魅力を上手に言語化できていないだけ。


スポーツ人材こそ、世の中に必要な“ビジネス人材”。これまでの経験が、必ず社会でも活躍できる基盤となっているはずなんです。

【創業者の想い】この仕事に人生をかけていい。そう思えるものに出会えた奇跡。

www.wantedly.com

小園さんの創業ヒストリーは、こちらの記事でも詳しく語られています

元アスリートの専属アドバイザーが、入社後までサポート

石川

とはいえ…スポーツ中心の生活を送ってきた方たちに、具体的にどう就職支援するんですか?

小園さん

元アスリートの専属キャリアアドバイザーが、1人ひとりを個別にサポートする体制をとっています。


アドバイザーも「競技しかしてこなかったので、どのような業界が自分に合うのかわからない」というアスリートならではの悩みを非常によく理解していますので、解決に向かって二人三脚で伴走します。

「大手企業での人事経験があるアドバイザー」「1,000人以上の採用支援をしてきたコンサルタント」などが在籍。プロフィールにもしっかり「スポーツ歴」が書いてあります

小園さん

まずおこなうのは、「こまめで徹底したヒアリング」。


日々の思考性の変化も逃さずキャッチし、やみくもに紹介するのではなく、ご自身に合った企業を厳選してご紹介します。


精密な性格診断による性格的マッチング率の高い求人紹介も可能です。

小園さん

なお、これまで面談をしてきた人数は1万人以上。内定を獲得できた割合は86%にのぼります。

石川

9割近く…! 具体的にはどんな求人に出会えるんですか?

小園さん

取り扱っている求人は、大手からベンチャー企業まで1,000社以上。特に、みなさんの競技経験を評価してくれる企業の求人を重点的に取り扱っています。


「アスリートエージェントにしか募集を出していません」という“非公開求人”も多数。他社では出会うことができない求人のなかから、みなさんに合う求人を厳選してご紹介します。


実際の選考にあたっては、専任のアドバイザーが“ご自身の魅力の言語化”をサポート。


アスリート人材にしかできない自己PRをともに作り込み、内定への道を後押しします。

石川

大体どのくらいで内定をもらえるんでしょうか?

小園さん

もちろん人によりますが、最短2週間で内定までこぎ着けるケースもあります。


アスリートエージェントの登録者は、企業から特別選考ステップを設けていただいていることも。短期間で就職・転職活動を終わらせることも可能です。


さらに当社では、内定が決まったあとのフォローも徹底しています。

石川

へえ! こういうサービスって、内定を獲れたら終わりなのかと思ってました。

小園さん

普通はそういうイメージですよね。


「アスリートエージェント」は単なる人材紹介ではなく、スポーツ人材をビジネス教育してから送り出すという、業界でも稀な仕組みを整えています。


入社する4月まで、定期面談や入社企業社員との面談、入社前研修などの機会を設定。


入社後も仕事や人間関係などのお悩みや不安を伺いながら、目指すキャリアに近づいていけるようにサポート。


ビジネス界で羽ばたくアスリートに寄り添います。

先輩たちの体験談

■慶応義塾大学 ソフトテニス部出身・Y.T.さん

Y.T.さん

他の就職エージェントも利用していたのですが、アスリートエージェントは返信も早く、会社紹介もちゃんと説明してくれたのが良かったです。


受かったら終わりではなく、その後も「内定式どうでしたか?」などコミュニケーションを取ってくれて嬉しかったです。アドバイザーさんの距離感もいい意味で近く、友達感覚で話せました

■東京女子体育大学 バスケットボール部出身・K.M.さん

K.M.さん

最初は営業を中心に就活を進めていたのですが、就職活動をしていく中で教員免許を活かした仕事がしたいと思う気持ちが出てきました。


そのことを伝えると親身になって相談に乗っていただき、要望に沿った求人を探して紹介していただけたことがよかったです。

小園さん

アスリートエージェントはスポーツ人材を社会に貢献できる人材に育てるための、コーチのような立場を目指しています。


競技しかできない…のではなく、戦う場がビジネス界に変わっただけ。


“ビジネス界のアスリート”として、一緒に未来を切り開いていきましょう!

アスリートを辞めるのではなく、“ビジネスのアスリート”へ

「アスリートエージェント」なら、競技に打ち込んだ経験を存分に活かし、“第二の人生”への前向きなスタートが切れそうです。

人知れず将来に悩んでいた体育会学生や現役アスリートのみなさんは、「アスリートエージェント」で心の内を明かしてみてはいかがでしょう?

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