「日本には、社会人が勉強できる環境が整ってない」“ありそうでなかった独学システム”が登場

「日本には、社会人が勉強できる環境が整ってない」“ありそうでなかった独学システム”が登場

月額980円で質問し放題!
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キャリアアップのために、資格取得やリスキリング(学び直し)をしようと思っているみなさん。

月額980円(税込)という低価格で勉強を進められるサービス「Teach Other(ティーチアザー)」が頼りになりそうです。

低価格のワケは、“ありそうでなかった斬新な仕組み”

このサービスを提供するSALTO Consulting株式会社の代表取締役・山川卓矢さんにくわしくお聞きしました。

〈聞き手=山田三奈(新R25編集部)〉

社会人の勉強には“3つの自由”が必要不可欠!

山川さん

SALTO Consulting株式会社は、“社会人の能力開発を通じて日本の企業の成長を支える”ことを理念とした会社です。


社会人のための勉強質問サイト「Teach Other(ティーチアザー)」を運営しています。

山田

社会人の独学というと…たとえばどんなジャンルを学べるんですか?

山川さん

「資格関連」や「学問」、「生涯学習」など、社会の資格取得・スキルアップや学び直しに関するほぼ全ジャンルに対応しています。

山川さん

「システム開発」などの情報処理IT系にも対応しているので、これからの時代を担うすべての社会人に当サイトを利用していただきたいです。

山田

近年、たくさんの資格学校や通信講座がありますが…なぜ勉強質問サイトをつくったんでしょうか?

山川さん

たしかに日本には講座形式の学習支援サービスはたくさんありますが、どれも「講座の契約」なんですよね。


「講座の契約」となると、たった1つの勉強のために数万円~数十万円もの費用がかかります


次の勉強をしようとしたらまた同じ費用がかかる。

山田

たしかに...

山川さん

そして、決まった時間に講座を受けたり、決まった期限内にすべての学習を終わらせないといけなかったり...


仕事に忙しい社会人がそんなことできないじゃないですか。


勉強をはじめる壁も高い、勉強を続けるのも難しい」となると、絶対にみんな挫折して途中で諦めてしまいます。

山田

費用の問題だけでなく、時間の問題もあると。

山川さん

そうした問題を解消すべく立ち上げたのが「Teach Other」です。


まず誰もが手の届く月額980円(税込)という低価格に設定し、金銭的なハードルを下げました。


さらに、勉強をしている社会人が「自由な時間に」 「自由な場所で」 「自由なペースで」勉強を進められる仕組みをつくったんです。

「別に講座じゃなくていい」を考えた末にたどり着いた“仕組み”

山川さん

近年は優秀な参考書がたくさんあるので、多くの人は自分で勉強を進めようと思えば進められます。


別に講座を契約しなくても、自分で勉強をしていて、わからないことが出てきたときにピンポイントで質問できれば十分な人も多いはずですよね。

山田

たしかに…わからない部分をピンポイントで質問できれば、助かる人は多そうですね!

山川さん

でも、日本には社会人が勉強について質問できる環境があまりにもないんです。


独学をするなかで、わからないところを自分で解決できなかった。もうこれだけで“挫折コース”です。


だからみんな、保険のためにも「講座」を選択せざるを得ない。


であれば「質問だけできる仕組みをつくってしまえばどうか?」そう考えたんです。

山田

質問だけできる仕組み…?

山川さん

わからないところを「Teach Other」で質問をして、得意な人がそれに回答する


それぞれ異なった経歴や知識・スキルを持った社会人が、お互いの強みを教え合う仕組みです。

山田

“その道のプロ”が、講師のように回答をしてくれるイメージでしょうか?

山川さん

そうですね。


しかし、ただ「誰かに回答してもらえるサイト」というだけではその人の知識や専門性がわからず、回答の品質を担保できません。


そこで、回答者の「評価制度」を設け、一貫して評価の高い回答者に「認定バッジ」を付与するなど、質問者が安心して質問できる環境をつくっています。

山田

評価が可視化されることで、回答の質が担保されていると。

山川さん

はい。


さらに、回答者が保有している資格を確認できた場合は「有資格者バッジ」を、本人確認が出来た場合には「本人確認バッジ」を付与して、回答品質を徹底的に向上させています。

回答者は“収益化”も可能

山田

ところで…回答者側には一体どんなメリットがあるんでしょうか? 回答者の登録も有料ですか?

山川さん

回答者の登録は無料です。


詳しくはサイトを見ていただきたいのですが…回答者は、質問に答えることでプロとしての信用や実績を積めるだけでなく、収益化もできるようになるのがメリットとして大きいと思います。


また、士業や有資格者の方など、ご自身でビジネスをおこなっている方には、ご自身のビジネスの契約を当サイトでおこなうこともできるようになります。

山田

へぇ…! 専門知識を活かしてビジネスができると。

山川さん

サイト内の自己紹介ページを広告として使うこともできるので、法人だけでなく事業をPRしたい個人事業主の方もご利用いただけます。


ほかにも、「保有資格や知識、職歴を活かした活動がしたい」 「副業の収入源を探している」といった方にもおススメです。

山田

理不尽な評価など、回答者が不利になることはありませんか?

山川さん

それはご安心ください。


万が一回答者に対して理不尽な評価をする質問者がいた場合は、運営側で確認のうえ評価を修正し、回答者が正しい評価を得られるようサポートします。

山川さん

「Teach Other」が目指すのは、“日本の知が集結するサイト”。


さまざまなジャンルのプロフェッショナルから、いつでも的確な回答を得られるサイトに育てることで、「リスキリングに挑戦しやすい社会づくり」に貢献したいと考えています。


ぜひあなたの知識を「Teach Other」にお貸しください!

社会人の独学を、これまでになかった斬新な仕組みで応援する「Teach Other」。

ちなみに…「Teach Other」で質問がひとつ解決すると、NPOやNGOなどに5円が寄付されるのだそうです。

知識も徳も積める「Teach Other」で、リスキリングや副業にチャレンジしてみては?

〈執筆=箕田圭一/編集=山田三奈〉

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